翌朝はのんびりと起きて、御池から沼山峠に入って、尾瀬沼へ。
 天気はあまり良くない。
 それでも、水芭蕉も咲いているし、燧ケ岳も何とか姿を見せている。

 長蔵小屋付近で休憩。
 と…叢から小さな動物が走り出てきた。
 何だ?と思っていると、近くで止まってこっちを見た…。

 !!!!!!なな!!!!!!

 と、思っているうちに、長蔵小屋の縁の下に駆け込んでしまった。
 その動物とは…

 紛れもなくオコジョ

 20cmあるかなしの体長、細い胴体、大きな耳、こげ茶色の背中と白い腹…
 見たことがなくても間違えようがないほど、オコジョそのものだった。

 しかも、目の前、2mもないところで見たんだから見間違えることもない。
 同行の誰もが、「ありゃ、オコジョだ」と言うくらいはっきりしている。

 この奇遇に気を良くして、燧ケ岳の展望ポイントへ。

 

 手前に水芭蕉が咲き乱れていればよかったとか、
 風がもっと弱くて、水面が落ち着いていればよかったとか、
 …って言うのは、どうしようもないんだけど、十分景色を堪能。

 ここで踝を返し、沼山峠へ。
 あとは、御池からキャンプ場へ撤退して、テントを片付けて…
 途中、しらかばの湯と言う温泉によって・・・

  

 ふぅ〜…帰宅!

 そんじゃ、最後に、今回のデータを。


 ●会津駒ケ岳(登山口からピストン)
  登山口→約1:10(←0:47)
  水場→約1:00(←0:30)
  駒の小屋→0:12(←0:06)
  会津駒ケ岳山頂

 ●温泉
  会津駒ケ岳下山後は『駒の湯』(¥500)へ。
  名前が名前ですんでお薦め…笑。
  小奇麗な温泉で、山の疲れを癒してくれる。
  『燧の湯』と全体的な印象が似ているのは、経営が同じ自治体のため。
  尾瀬の後は、『白樺の湯』(¥500)。
  七ガ岳の登山口にある。石鹸(シャンプー、石鹸)もあって、
  しかも、鄙びた温泉の趣も十分。お薦め。
  なお、ホームページには舘岩村の他の他の温泉の案内もある。
 
 ●東京発の交通費
  →高速料金(首都高〜西那須野塩原IC)
    ¥8,700(往復)
  →ガソリン代(注:うちの車はとても燃費が悪い)
    約¥7,000
  =¥16,000程かかります。遥かな尾瀬…ですねぇ。
  (ちなみに下道でも、それほど時間は掛からないとのこと。
  ヒマな方はこちらがお薦め。)



 

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