【け】

景鶴山
[けいづるやま]/【南会津・尾瀬】
景鶴沢の上流に位置することから命名された。景鶴とは、「這いずる」を意味する「へえずる」から転じたものとされる。景鶴沢とは、山の麓を這うように流れている川の意である。

毛勝山

[けかちやま]/【飛騨山脈北部

飢餓があったことから「飢渇」となり、毛勝に転じた説、木が少ないことから「木渇」になり毛勝に転じた説、逆に、木が多いことから「木勝」になり毛勝になった説があるが、確実なものは一つもない。なお、[けかつ]と言う読み方もあり、国土地理院はこちらを採用している。



鹿島槍ヶ岳より毛勝三山(8月上旬)


毛猛山

[けもうさん]/【越後山脈】

毛=木、猛は少ないとか、小さいの意で、豪雪で高い木の生えない山という意、と言う説を覚えているが、出典を失念。ケ・モウは共に耕作に向かない不毛の土地と言う意があり、この山が耕作に向かない山なので名付けられたという説もある。



会津朝日岳山頂より毛猛山(6月初旬)

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