朝日岳…なんて凡庸な名前だろう?
山形に朝日山地があって、
那須岳の一峰にも朝日岳がある。
白馬連山の北方にも朝日岳はある。
どっかの土地から見て朝日が出てくる方角だとか、
そんな他愛もないことで安易に付けられてしまった山名ばかりである。
大抵の山に付されていても文句の言えない名前なのだ。
だけれども、会津朝日岳という名だけは、ちょっと別。
何が違うかって、頭に「会津」が付いているから。それだけ。
会津と言う地名が付くと何やら味わい深い響きになる。
駒ケ岳だって、それだけならなんと言うこともない名前だけど、
会津駒ケ岳となるとぐっと味わい深くなる。
逆に丸山岳なんていうのは、他にはなかなかない名前だと思うけど、
わざわざ会津丸山岳と言う向きもあるようである。
会津磐梯山もこれまた然り、である。
そこには丸で「会津」ブランドが存在しているようにすら思える。
会津と付けばそれだけで、付加価値が出てくるような…。
そんなわけでかどうか知らないけど、
最近、車のナンバーに会津ナンバーと言うのが出来そうだと言う。
湘南ナンバーに匹敵する人気ナンバーになるに違いない(大嘘)。
さてさて、前置きはこのくらいにしておいて、
今回の登山記録に参りましょう。
今回、ご同道願ったのは、父の先輩で登山経験豊富なお二方。
まだまだ、残雪の多いこの時期、色々勉強になりました。
まずは、お二方に厚く御礼申し上げます。
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