前夜発6月5日登山…梅雨に入るかは入らないかと言う、微妙な日程。
 (→結果的には、翌日、入梅)
 晴れることを祈りながら東北道を例のキャンプ場に向かってひた走る。

 集合日時は、5日の朝5時、登山口のいわなの里。
 キャンプ場で仮眠を取って、陽の昇りきらぬ3時過ぎに出立。
 401→289号を1時間ほど北上して4時半頃、集合場所着。

 やがて、全員集合して、準備を整えて、5時半頃出立。

 最初は平坦な道を行く。
 まだ標高600mにも達しないというのに、谷には残雪が豊富である。
 赤倉沢を何度か渉るとやがて、 三吉ミチギと言う水場に出る。
 ここから急登が始まる。

 ちなみに、この近辺の山では、木が縦には育たないらしい。
 丈夫な木は別として、柔らかい木は全て雪に押しつぶされて、
 地を這うように伸びている。

 

 また、植林も殆ど進んでおらず、
 原始のままの森林の中を気持ちよく歩くことが出来る。
 この見事なまでに非統一的な森林美の中では急登も苦ではない。