翌日、閑が大分あったので、尾瀬御池の先までドライブしてみることにした。
 とりあえず、平ヶ岳の登山口でも確認しようと…。

 少し車を走らせると、燧ケ岳…かっこわる…。
 雪もないし…。どうも、この山の姿は好きにはなれない。

 

 そして、平ヶ岳も!
 ここから見えることを始めて知る。
 ただ、この山、立派な木道が出来て、キャンプも禁止になったという。
 余りにも多くの登山者が入りすぎたためである。

 少し前までは、行ってみたいなと思っていたけれど、
 正直今は、どうでもいい。
 いつか、この山が南会津らしさを取り戻す日があるならば、
 この山に住む自然の精霊たちに、
 許しを請うようにしてこの山の頂に立ってみたい。
 そして、この山の中で一夜が過ごせたならば、どんなに素晴らしいだろう。
 その日まで、この山を遠くから眺めていることとしよう。

 

 そして、こちら景鶴山方面。

 

 そして、至仏山…あれれ?
 尾瀬を代表する山が一通り見えてしまった。
 案外いいポイントじゃないかと一人喜ぶ。
 その脇を山菜取りのおっちゃんたちが訝しげに自分を眺めて通り過ぎていく。

 

 そんなこんなで、ご満悦。そして、一路、自宅へ。


 ●会津朝日岳コースタイム(途中の小休止を含みます)
  登山口→0:45(←0:40)
  三吉ミチギ→0:51(←0:25)
  人見ノ松→0:20(←0:10)
  叶の高手→0:30(←0:28)
  熊の平避難小屋→0:55(←0:32)

 ●温泉
  今回は、『広瀬の湯』と『駒の湯』を利用しました。
  前回とほぼ一緒です。

 ●東京発の交通費
  →高速料金(首都高〜西那須野塩原IC)
    ¥8,700(往復)
  →ガソリン代(注:うちの車はとても燃費が悪い)
    約¥7,000
  =¥16,000程かかります。遥かな尾瀬…ですねぇ。
  (ちなみに下道でも、それほど時間は掛からないとのこと。
  ヒマな方はこちらがお薦め。それとこの山の登山口は、
  どこのICからも遠く、どこが一番近いのかは、不明です。
  是非、調べてから行って下さいませ)

 

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